岡田が解説する薬の副作用

2016年12月16日

男性型脱毛症の特徴と対策の仕方

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男性型脱毛症とは、成人男性に多い進行性の強い薄毛のことです。英語「Androgenetic Alopecia」を略して「AGA」という場合もあります。男性型脱毛症の原因は、一般的には遺伝や男性ホルモンだと言われています。男性ホルモンのテストステロンは、5αリダクターゼと結びつき、ジヒドロテストロンになります。ジヒドロテストロンは正常なヘアサイクルを乱し、脱毛を促進する男性ホルモンです。ヘアサイクルが乱れると、髪の毛がしっかり成長する前に抜け落ちます。

それを放置しておくと、髪の毛が軟毛になったり、脱毛範囲が広くなったりします。男性型脱毛症を予防するためには、ジヒドロテストロンを発生しないようにする必要があります。一般的に男性向けの育毛商品にはそのような効果があります。男性用の育毛剤や育毛シャンプー、育毛サプリメントは、5αリダクターゼやジヒドロテストロンを抑える成分を配合しています。また、男性型脱毛症に効く内服薬もあります。発毛効果が高く、内側から脱毛環境を改善することができる薬です。

ただし、内服薬の場合、市販の商品とは違い副作用が出るリスクがあります。特に男性機能に対してマイナスの影響が強く、発症しやすい副作用はEDや性欲の減退などです。また、吐き気、頭痛、倦怠感などの症状が出る人もいます。発毛効果が強い分そのような副作用が出やすいということを、十分に理解してから飲む必要があります。

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